東派旧播磨三道場の一つ 砥堀道場

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●宗祖親鸞聖人七百五十回会大法要記録

当真行寺において、2017年4月29日、30日に、宗祖親鸞聖人の750回の法要を開催しました。

法要の呼び名なのですが、従来は、「宗祖親鸞聖人750回忌法要」というのが本山をはじめ、多くの寺院が語ってきた呼びなのですが、これは、同朋大学の名誉教授の池田勇諦先生のお話になられたことなのですが、宗祖親鸞聖人を「忌む」のではなくて、「出会う」のだと。そして、先生御自身のお寺で、「七百五十回会」という呼び名を使っておられました。私も当然のことと思うので、この呼び名を使わせていただきました。

また、「大法要」というのは、大げさでないのか、という指摘もありましたが、「大」は、「マハー」とか、「摩訶」ということで、「すばらしい」という意味合いで、法要の規模の大きさではなくて、ご門徒の方々と一緒に作り上げる素晴らしい法要という意味合いで使わせていただきました。今後、その時の記録を掲載していこうと思っております。

記念事業

・砥堀道場額作成
題字は、元教学研究所の所長をされていた玉光順正氏に書いていただきました。それを岡田工務店を通じて竜野の仏師に彫っていただき、額に仕上げていただきました。姫路市在住の歴史研究家の三浦晃嗣先生に、播磨三道場のひとつである「砥堀道場」という言葉を残した方がよいと勧められたのがきっかけとなりました。

真行寺全景版画制作
責任役員をして下さっていた金澤岩雄さんが、版画がお得意だということで、依頼して制作していただきました。金澤さんは姫路市在住の版画家の岩田健三郎さんに師事し、趣味として多くの版画を残しておられます。なお、このたびは、その版画の一つを元に、日本手拭いを制作し、みなさんに配布する記念品として、たくさんご寄贈してくださいました。また、他の版画は,当院の封筒のデザインインとして使わせていただいております。

・花祭り用の白象および花御堂の制作
同じ組内の西勝寺さんに伝わる手製の白い象(紫苑仏教会という地域仏教会の持ち回りではなまつりを勤めていた時の象)が、西勝寺さんの御遠忌の時にリメイク修復されたのをきっかけとして、それをお借りして、その縮小サイズのものを、当院の御門徒の方の同級生の隣村の大工さんに制作していただきました。とても、かわいい象と、しっかりとした格天井になっている花御堂を作って下さいました。
それに、デザインを公募したところ、御門徒の娘さんで高校3年生の美術部の方が、デザインしてくださり、ご家族と協力しながら、着色して下さいました。
法要の当日は、当院の女性門徒さんたちにより、なまの花で飾られた花御堂をのせ、とても綺麗なデビューとなりました。
また、そのデザインをパソコンで住職が描き直し、それをパッケージとした記念のドロップを制作しました。

 

 

・二河白道図(佐藤勝彦氏制作)の寄贈
妻の実家より、宗教画家の佐藤勝彦氏が描いた絵を寄贈いただきました。佐藤先生は御病気の中、この大作を制作して下さったそうです。一人の念仏の行者が、念仏の僧侶に勧められ貪欲と怒りの間にある細い白い道を歩き、浄土を目指す。その時に、手前からは「勧め」という念仏僧侶の声と、「戻って来い」という他宗の僧侶の声が交錯する中、歩み出すと、向こうから「こちらに来い」という声が聞こえてくるということを絵にしたもの。本堂に飾らせていただいております。

 

・親鸞聖人鉛筆デッサン作成(片山るみさん制作)の寄贈
月参りでご門徒宅にお参りに寄せて頂いている時に、そのお宅に飾ってあるおばあさんのイラストが目にとまり、おうちの方にたずねてみると、お孫さんの片山るみさんが描いてくれたのだということで、そのおばあさんを通じて、親鸞聖人の「熊皮の御影」を描いていただけないかと依頼しました。すると、快く受けてくださり、みごとに鉛筆画として仕上げてくれました。
この絵を真似て描いたイラストは時々見かけるのですが、線が太かったり、少し顔が変わっていたりと、残念なものを目にすることが多いのですが、なんとまあバッチリ描いて下さいました。
それを別の御門徒の方が写真に収めて拡大現像して寄贈して下さいました。この絵は、お寺の本堂にだけではなくて、この御門徒様宅および、親族の宅にも複製されて、御内仏のある部屋に飾って下さっています。

大法要を機縁に、本堂正面及び玄関用の紫幕を作成しました。

・五色幕作成
・天女の欄間修復
・歴史検証
・散華作成
・額と屏風寄贈
・大法要だより発刊
・その他

何でもお気軽にお問い合わせください。 TEL 079-264-0803 9:00~17:00 (お急ぎの時はいつでも)

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